衣服の着脱の際の援助方法〜0・1歳児クラス〜

衣服の着脱の際の援助方法〜0・1歳児クラス〜

1.0歳児クラスの衣服の着脱援助のポイント

 

0歳児クラスの場合、まだ歩行などが自立していない子が大半であり衣服の着脱を自分で行うことは難しい時期です。

 

そのため、子どもたちが不快に感じたり不安に思ったりすることがないように保育士は常に子どもたちの衣服を着脱させる場合は、丁寧に援助する必要があります。

 

<着替えの際のポイント>
○ロンパース…

上下繋がったタイプのロンパースなどの場合は、おむつ替えの度に足元のボタンの開閉が必要になります。ボタンは小さく止めにくい場合もありますが、その都度きちんと止めて外れっぱなしにはしないようにしてください。

 

*ボタンを留める際に太ももなどを一緒に挟んでしまわないように十分に注意を払いながら閉めるように心がけて下さい。

 

○トップス・・

トレーナーやTシャツなどの上の服を着せる際は、頭の部分からまずゆっくりとかぶりその後片腕ずつ袖を通すようにします。逆に、脱がせる際は、片腕ずつ順に袖から抜き、最後に頭の部分をゆっくりと脱がせます。

 

*袖を通す際は、手首だけを乱暴に引っ張ると手首が抜けてしまう恐れがあるため、必ず腕の部分も持ちながら袖を通すようにしましょう。

 

○ボトムス…

座らせたり仰向けに寝かせたりしながら着脱するとスムーズです。片足ずつ順番に通し、腰やお腹部分までしっかりと履けるようにズボンの後ろの部分を持ちあげます。

 

*ズボンの丈が長すぎると、足にからまり怪我や事故などに繋がる恐れがあります。丈が長すぎる場合は裾を折るか保護者にワンサイズ小さめのものを用意してもらうように声をかけましょう。

 

 

2.1歳児クラスの衣服の着脱援助のポイント

 

1歳児クラスになると、少しずつ歩行も確立して行き徐々に自分で着替えもできるようになってきます。衣服の着脱の自立ができるように、保育士は必要に応じて手伝いながら援助するようにしましょう。

 

<着替えの際のポイント>

○トップス…ボタン留めやチャックなどはまだ難しいためできないが、自分で袖を通したり頭からTシャツをかぶったりすることなどはできるようになってきます。そのため子どもが自分で着やすいように、保育士はサポートすることが大切です。

 

  • @ Tシャツなどを頭からかぶせたら、子どもと一緒にTシャツを持ちながら首を通すように援助する
  • A 袖口を保育士が広げながら持ち、袖口から手を伸ばし子どもの腕を優しく掴み、袖に腕をスムーズに通せるように援助する
  • B ボタンやチャックなどが必要な場合は保育士が行う

 

○ボトムス…

歩行が確立しているため、自分でスカートやズボンなどもスムーズにはくことができるようになります。ただし、幼児クラスの子どもたちのように立ちながらの着脱はまだ難しいため、座りながら着脱できるスペースを確保しておくようにしましょう。