小学校での給食で困らないようにするために〜5歳児編〜

小学校での給食で困らないようにするために保育士がすべきこと〜5歳児編〜

5歳児に進級したら身につけておきたい食事のマナーやルール

 

●給食準備編●

 

  1. ・手洗いうがいを丁寧に行う

小学校に行ったら大半の場合こまめに担任の先生が、生徒一人ひとりしっかりと手洗いうがいをしてから給食の準備に取り掛かっているかどうかということを確認しません。

 

そのため、保育園にいる間はしっかりと担任が子ども一人ひとりしっかりと手洗いうがいを済ませてから給食準備に取り掛かれているかしっかりと確認をするようにしましょう。

 

保育園で身に付いた習慣は、小学校へ行っても無意識のうちにしっかりと行うことができます。

 

  1. ・ナフキンやお箸セットを正しくセットする

園によってナフキンなどを使用しない場合もありますが、もし使用する場合は自分で綺麗に机に広げて給食セットを用意できているか今一度しっかりと担任は確認するようにしましょう。

 

5歳児にもなると当たり前にできていると思われがちですが、隣の机にまではみ出していないか、毎日汚れたものを使用していないかなど確認します。

 

●食事中●

 

  1. ・食べこぼしをしない

5歳児に進級すると利き手でお箸を持ち、反対の手でお皿を持ちながらこぼさずに食べることができるようになる必要があります。

 

もし、机の上や椅子の下などに食べこぼしなどが多い場合は、その子のそばで担任も一緒に食事をとり、必要に応じてお皿を持つように声をかけたり一口の量を少し減らすように提案したりしましょう。

 

  1. ・お箸を正しく使用する

乳児クラスの際はスプーンやフォークを使用して食べていましたが、5歳児クラスになるとお箸を正しく持って給食を食べる必要があります。

 

そのため、子ども一人ひとりが正しくお箸を持つことができているかしっかりと担任は確認をするようにしましょう。

 

もし上手く持てない子どもがいる場合は、自由遊びなどの際にお箸を用いたおもちゃ(小豆拾いなど)を用意し、遊びながらお箸の使い方を練習できるようにしてください。

 

  1. ・好き嫌いをしない

5歳児に進級したら、できるだけ残さず全ての食材を食べることができるようになりたいものです。それでも、中には嫌いなものを「本当に食べたくない」と訴える子どももいます。

 

その際は、無理強いなどはせずに自分のペースであらかじめ決めた量だけでも頑張って食べるよう声をかけ励ますようにしましょう。

 

●後片付け●

 

  1. ・食器をきれいに片づける

コップ、お椀、お皿など園によって給食時のお皿の形状はそれぞれ異なりますが、それらを同じ形状同士で片付けられているかを、担任はしっかりと確認をするようにしましょう。

 

他の友達が誤って片付けている場合は、自分から進んできれいに片づけ直すことができるかどうかも大切です。もし子どもが進んで友達の分も片付け直していたら、しっかりと褒めるようにしましょう。

 

  1. ・ナフキンなどをきれいに畳んで片付ける

 

給食後の活動が楽しみであればある程、後片付けを慌てて済ましてしまう子どもがたくさんいます。しかし、後片付けを慌てて行うとお箸の入れ間違いや紛失などを引き起こす恐れがあります。

 

そのため、後片付けも大切であることをしっかりと子どもたちに伝えるようにしましょう。

 

 

5歳児クラスの給食の楽しみ方

 

5歳児になったら、ぜひ他クラスとの交流をたくさん行うことをおすすめします。保育園内の中で一番お兄さんお姉さんの5歳児の子どもたちは、他クラスの子どもたちからすると憧れの的です。

 

5歳児の子どもたちは自分たちよりも小さいクラスの友達の前ではより年長児らしさを発揮してくれるため、普段の給食では好き嫌いをしている子でも進んで何でも食べたりこぼさずマナーを守って食べることができたりします。

 

そのため、5歳児クラスに進級したら他クラスを部屋に招待して一緒に給食を食べる機会を設けてみましょう。きっと新しい子どもたちの姿を見ることができるはずです。

 

 

小学校での給食練習

 

小学校と保育園での給食は、いくつか異なる点があります。少しでも就学後にギャップを感じずスムーズに子どもたちが馴染むことができるように、少しずつで構わないので取り入れていきましょう。

 

●給食当番●

小学校では様々な当番活動が行われます。そのため、保育園でも簡単な当番活動を少しずつ取り入れていきましょう。

 

小学校のように給食当番が給食を各テーブルに運ぶことなどをしなくても、「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶を言ったり、今日の献立を発表したりすることならできます。

 

●給食の配膳●

小学校では、給食を給食室まで取りに行き、お皿に配膳した後、各テーブルに給食を配っていきます。

 

そのため、保育園ではまずは白米を自分たちでしゃもじを用いて自分のお茶碗に盛ることから始めましょう。自分で盛ることで、「どのくらいなら食べられるか」と考えながら盛ることができるため、食べ残しなどもしなくなります。

 

 

●食べるスピード●

小学校では給食時間が30分前後に決められていて、その時間内に全て食べ終わる必要があります。

 

そのため、保育園では40分前後を目標に子どもたちに時間の目安を伝えながら、「時計を見ながら食べる」という意識ができるように声をかけましょう。